大学病院で救命科看護師をしていましたが退職し精神科病院に初入院。その後、転職し働いていましたが閉鎖病棟(精神科救急)保護室&スーパー救急モニター個室に入院、慢性期総合内科への異動を経験し、救命の現場に戻ってきました。この大切な日々をもう私から手放したりはしない…!

瀉血/OD/リスカアムカレグカ/ときどき摂食風味
信頼する主治医さんの専門は薬物依存(主に違法薬物)と司法精神医療。一時ダニエル(女医)が主治医でした→転院しました。現在の主治医はハルちゃん♪
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言葉の重み

私の時代に出生前診断があったら、私は絶対堕ろす。

 

こんばんは。

今日は訪問入浴のバイトに行ってきました。そこで言われた言葉です。

 

私は大学の卒論でNIPTの知識と受検意欲との関連について調べさせていただきました。

そこで、知識が少ない人はとりあえず受けるなどと安易に受検を決めている現実があり、その結果によって短時間のうちに家族のゆらぎと胎児の命の選別が行われるのです。私はそれが怖くて、自分は出生前診断を受検することはないだろうと思っています。

私が卒論の中で行わせていただいたアンケートの中では、とても安易に受検を決める人がいる一方で、「堕ろす堕ろさないを考えたくないから受検しない」という今の私と同じような考えをする人、そして「胎児に異常があるならその異常や疾患について事前に勉強しておきたい」という意見がありました。最後の意見はとても崇高で、そのような人が増えればいいな、とそれこそ安易に考えていました。

 

でも、本日訪問に伺わせていただいたご家庭(同い年の重症心身障害者のご家族)では、意見は違いました。「障害があっても可愛いというけれど、可愛いけれどそれだけではどうしようもないんだ」と。

私は、私が大学時代に感じたことは理想を含む感想でしかないのだと思いました。

当事者の言葉はとても重いと思いました。

 

臨床において私は助産に携われませんし、小児も対象外です。ですから出生前診断についての家族のゆらぎに触れることはありません。ただ、1年目の4月に受け持ち患者さんの娘さんが「お母さん!!私まだトイレ行きたいしか聞いてないよ!もっと話したいことたくさんあるのに…私はお母さんがいないとダメなんだよ、ねぇお願い行かないで!」と言った後に『私はどうしたらいいの、ねぇどうしたらいいですか?』と言っていたのです。対象者の意思が不明な場合の家族の治療選択とそのゆらぎについては研究したいと思っていますが、やはり生命倫理はとてもとても深いです。

自分の興味ある分野が本当に興味があると再認した今日でした。

そして、当事者の言葉により研究者は自分の考えていることが理想論や机上の空論であると知るのです。現場の意見を吸い上げて行政に活かしたい、そう思った時もありますし、今もその夢は捨ててはいません。

 

やはりこの退職は私にとって必要だったのだと思うのです。

 

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